ふぐの白子が入りました。
今日は土曜日の夜からの風で海が大時化になり地物の魚は少なかったです。鯵、サヨリ、赤貝、梅貝、カニ、ヒラメ、ヒラマサ、赤イカ、鯖、タコ、などの地物は入っています。イサザ、サザエ、蛤(はまぐり)、能登の鮟鱇肝、美川のふぐの白子なども入ってますよ。
「ふぐの白子」は美川で獲れます。今からふぐ(サバフグ)の産卵時期になり岸の方へたくさん寄って来るのを獲り白子だけを出荷してきます。猛毒のあるふぐの卵(卵巣)は煮ても焼いても絶対に食べられません。しかし、日本で唯一だと思いますが石川県の美川ではこのふぐの卵巣を加工してます。まず3年間塩漬けにします、それから3年間米ぬかに漬けこみます。そうすることによって猛毒の毒素が少しづつ抜けていくそうです。かなりしょっぱいものですが独特の味と食感があり好きな人も多いですよ。金沢の方ではほとんどお目にかかれませんが美川や加賀の方へ行けば購入できると思いますよ。
土曜日は25℃近くまで気温も上がりお花見も最高潮でしたが夜からの風、昨日の雨、今日の雨でほとんどが散ってしまいそうです。金沢の花見はこれで終わりといった感じです。