七尾港からたくさんの小肌が入荷しました。小肌の仕込みだけで2時間近くかかり久しぶりに東京・赤坂での修業時代を思い出しました。
小肌は江戸前寿司では代表的な寿司ネタで小さいもから、シンコ~小肌~コノシロ、と呼び方が変わります。関東の粋なお客さんは初物のシンコを好んで食べますね。小肌は「煮ても焼いても食えない魚」といって寿司屋さんが主に扱う魚ですね。今まで煮たやつも焼いたやつも食べたことはないです。お酢と塩で〆て寿司ネタにというのが一般的みたいです。
金沢のお客さんにはあまりなじみがない寿司ネタですが、七尾湾の方では昔からよく獲れたそうですよ。