能登ナマコ。
能登のナマコです。加能ガニ、香箱ガニ、と同じ日11月6日に解禁になりました。そろそろ身の厚みが出て来て美味しくなって来ましたよ。当店では特製の酢に漬けこんで「ナマコ酢」にしてお出ししています。ちょっと箸休めやお腹が膨れて来た時のお酒のつまみに酢のアクセントがいいかもしれませんね。(注)ナマコは結構な歯ごたえがありますので硬いものが苦手の方は残念ですがちょっと遠慮してください。無理に食べると歯の治療代の方が高くつくと困りますので・・・。
ナマコが美味しくなってくるとナマコの腸の塩辛で珍味の「このわた」、卵巣の干物で高級品の「干しクチコ」なども市場に並ぶようになって来ますよ。「干しクチコ」はちょっと高級すぎて「お使い物」にはお勧めしませんが。「このわた」は変ったお土産として意外と好きな方が多いかも・・・しれませんね。熱燗と一緒にちょっと一口とか茶碗蒸しのアクセントに料理屋さんが使ったりします。もちろん塩辛ですからそのまま食べるのは問題ありません。好きな人はご飯にのっけて食べたりされる方もいるとか。味的には食感は別として東北の「ホヤの塩辛」に良く似ていると思ってください。県外ではあまり手に入らないと思いますのでこちらへ来た際にご購入されてはどうですか?買うなら「瓶入り」がいいですよ。「竹の筒」に入っているのは乾燥しやすく保存にはNGです。1本3.500円~ぐらいですかね。