今日はいい鯖が入荷しました。当店では鯖の旬にこだわって、秋～春までの半年間しか鯖は扱いません。せっかく食べるのなら一番美味しい時期に食べていただきたいということからです。

食べ方はお造り、握りなどでどうぞ。「鯖が大好き」というお客様には「鯖姿寿司」がおすすめですよ。これは京都の鯖寿司と同じ作り方で一本で二人前あります。なれ寿司なので最低５時間はおいてから食べてほしいですね。お土産なんかにも最適です。一度食べてみてください、きっとはまる味になること間違いないですよ。

その他、地物のお魚たくさん入荷中です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　七尾港からたくさんの小肌が入荷しました。小肌の仕込みだけで２時間近くかかり久しぶりに東京・赤坂での修業時代を思い出しました。

小肌は江戸前寿司では代表的な寿司ネタで小さいもから、シンコ～小肌～コノシロ、と呼び方が変わります。関東の粋なお客さんは初物のシンコを好んで食べますね。小肌は「煮ても焼いても食えない魚」といって寿司屋さんが主に扱う魚ですね。今まで煮たやつも焼いたやつも食べたことはないです。お酢と塩で〆て寿司ネタにというのが一般的みたいです。

金沢のお客さんにはあまりなじみがない寿司ネタですが、七尾湾の方では昔からよく獲れたそうですよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左上からガンド（鰤になる前）、ヒラメ、鯛、右上から鯖、サヨリ、メジ鮪その他いつものエビ、カニ、貝類などがそろってますよ。

この前もお知らせしましたが、今年は鰤が不漁です。お歳暮時期もありみんなが数少ない鰤を競りあうので値段が高騰してます。今日なんかは一番のブランドの氷見鰤は１キロ１３，０００円もします。つまり鰤になると１０キロを超えますので１３，０００円×１０キロ＝１３０，０００円の値段がつきます。ここまでの高値になると当店も簡単には仕入れできません。ド～ンと鰤が獲れるのを期待しましょう。来週は雪マークもあり少し冷え込みそうなので、たくさん鰤が獲れるかもしれませんよ。

　カニ漁は順調です。今日も近江町市場の鮮魚店には山ほどカニが積んでありましたよ。

　１２月７日から近江町市場が日曜営業を始めました。全店ではありませんが以前のように行っても閉店やったということはないようです。カニの買い方なんかもアドバイスしますよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は冬になっても暖かい日が続いてるので、鰤の入荷がいまひとつです。漁師さんもさぞかしいらいらしてることでしょうね。年末のお歳暮時期に一番の需要がありますが数が少ないため高値になっています。例年なら１０００本単位で鰤があがったとかのニュースがあってもいい頃なんですが。

冬のこの時期に日本海を低気圧が通過するときに海が時化で波が高くなったときに、本来、沖の方を回遊している鰤が岸の方へ寄ってきてその時に金沢港や富山湾にある定置網に入ることでたくさんの鰤が獲れるしくみです。今年の冬も今のところ暖冬で寒さは楽ですが鰤の入荷は少なめです。カニ漁は反対で海に出れる日が多いのでたくさん獲れてますよ。

今日は金沢港から１０キロの鰤、能登の方からメジ鮪、活タコ、梅貝、赤イカ、香箱ガニ、その他いろいろと地物ご用意しております。

いつも幸兵衛寿司HPをご覧いただきありがとうございます。今年も残すところあと３週間になりましたね。ここ数年は一年があっという間に過ぎるように思い、自分もいつまでも若くないなと感じるようになりました。そんな話はさておき、年末年始の営業のおしらせをします。

年内は大晦日まで、新年は元旦より営業いたします。１２月２４日と１月７日の定休日は今のところはお休みの予定です。ご予約やご注文がたくさんあるときは営業いたしますので、当店までお問い合わせください。０７６－２６４－１５５３まで。

魚の入荷は順調ですよ。甘エビ、鰤、香箱ガニ、あん肝、能登なまこ、ヒラメ、梅貝、イシダイ、鯖、鯵、穴子などがおいしいですよ。

これから金沢も冬本番です。金沢に行くなら『弁当忘れても傘忘れるな。』というぐらい一日中天気が変わる北陸独特の天気になります。お越しの際はTV、新聞などでお天気をチェックして寒くない格好でいらしてくださいね。